オジイクBlog

無職40代2児の父が今まで適当にしてきた家族とのコミュニケーションや人間関係と向き合いながら再就職までの道のりを歩むブログ

持つ色と好む色

学生の頃の話。

親しい友達に、「私を色で例えると何色っぽいか」と訊ねたところ、「緑に変わる前の黄色」と言われたことがある。日頃から「青が好きだ」と公言していた私としては少し面食らう回答だった。当時の「黄色」へのイメージは、どこか中性的、少し半端なイメージ(黄色が好きな方ごめんなさい)で、お世辞にも嬉しい答えではなかったからだ。ただ、「緑色への伸び代」があるという点で、あながち悪くもないなと納得しつつ、なぜ最終色が青色ではないのだろうと考えたりもした。

7月の深緑に包まれた公園を散歩して、当時のこのやりとりを思い出した。あれから20年以上経つが、自分の色は変化したのだろうか。色への解釈は変わった気がする。黄色のイメージは「半端」から「活発」へ、青色のイメージは「冷静」から「開放的」に変わった。これは家庭を持ったことが大きいと思う。いつどんな場面でも開放的でありたい。窓を開けたまま、聞こえてくる声に静かに耳を傾けることができれば。そう願う私はまだ緑色にはなれていないのだろう。

ちなみにこの友達は、プロのドラマーとして活動しつつ、最近は京都の田舎にコーヒー豆のセレクトショップを構えたようだ。私の彼へのイメージ色は昔から「茶色」。いつかまた会うことができれば、この話をできればと思う。

最後に、私には青は似合わないと断言してカーキ色を勧めてきた妻の眼力を褒め称えて今日のブログを終えることにします。さすがです。今や車もキャンプ用具も緑一色です。

 

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