オジイクBlog

ある日仕事を辞めた所帯持ちの40代オヤジが人間力を育みながら再就職するまでの記録を綴るブログ

ゲームとの付き合い方

同世代の子を持つ近所の知り合いから、子供がゲームに夢中になり過ぎて言うことを聞かない、という趣旨の話を耳にすることがある。ご飯の時間になっても部屋に籠って出てこなかったり、塾をズル休みして友達とゲームに没頭したりするのだとか。私自身、幼い頃はよくテレビゲームをする子供だったしその経験を踏まえた上で、そりゃそうだよな、と思う。10歳そこそこの子供があんなに魅力的なオモチャを自分でコントロールできるわけがないのだ。何事も最初が肝心なわけで、それを子供に指南することは親の大事な仕事だと思う。

与えずに、貸す。

私と妻の共通認識のひとつに「子供にゲームを与えない」がある。保有権を子供に与えるから歯止めが効かなくなるわけで、それなら親の管理下で一時的に貸すというスタンスを取れば良いという考えだ。「ご飯までの一時間だけなら貸してあげるぞ」といった感じだ。PS5?SWITCH?いえいえ。そもそも近年のゲーム機はどれも高額でウチにはとてもとても買う余裕がないわけで。実家の書庫を漁って引っ張り出してきたものがこちら。

MOTHER2(SFC)とぼくの夏休み2(PS2)

私と同世代の方ならおそらくご存知であろう、個人的大名作の2つ。「MOTHER2」では旅に出る楽しさ、かけがえのない仲間との時間、人を信じることの大切さを知る。「ぼくのなつやすみ2」では古き良き時代の日本の夏休みを追体験できる。これは我ながら素晴らしいチョイスだ!と少し興奮気味に10歳の長女に勧めてみた。基本的な操作方法を教えることに最初は骨を折ったけど、今では週に2回ほど自分でプレイ時間を決めて冒険している。MOTHER2のドット絵が面白いようだ。最近では6歳の次女も始めた。二人の会話から「きままなにいさん」とか「フランクさん」と聞こえてくると思わず吹き出しそうになる。私が大人になってからもう一度プレイしたくなったように、子供たちにとっても長い付き合いになれば良いなと思ったのでした。

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